【2026年度】今年も「F-TRAD MADE」がスタートしました
2026.07.23

【2026年度】今年も「F-TRAD MADE」がスタートしました

商品開発プログラム「F-TRAD MADE」が、2026年度も始まりました。

今年度は、越前漆器、越前和紙、若狭塗、越前和蝋燭、三国提灯の事業者6社と県外を拠点に活躍するデザイナーが6つのチームを結成。

7月初旬には、デザイナーが各工房を訪れ、製造現場を視察しました。

それぞれの工芸が培ってきた歴史や技術、素材の特性を学ぶだけでなく、作り手が大切にしている価値観や現在のものづくりを取り巻く環境について対話を重ねながら、各チームで商品開発を進めています。

今後はリサーチや試作を繰り返し、2026年10月に開催されるオープンファクトリーイベント「RENEW」の会期中に、越前鯖江エリア内で中間発表会を実施します。当日は開発途中の商品やプロセスを公開。その後もさらなるブラッシュアップを重ね、翌年の展示会での新商品発表を目指し、商品開発を進めます。 

商品は、各事業者の販路を通じて販売されるほか、F-TRADのオンラインストアなどでも販売を予定しています。

 

今後の各取り組みの詳細は、決まり次第、F-TRADのHP、SNSでお知らせします。

Instagram:https://www.instagram.com/ftrad_fukui/

 

2026年度 F-TRAD MADE 参加チーム

山田定右衛門漆器店 | 山田一典 長年、飲食店や旅館などで愛用される堅牢な業務用漆器の卸事業を主軸として歩んできた漆器店。近年は「現代のライフスタイルに寄り添う漆器を届けたい」との想いから、原点である木製品に立ち還り、日常に馴染む丈夫な自社製品の開発に注力。今回のプロジェクトへの参画を通じて、さらに広い視野でこれからのものづくりと向き合い、新たな可能性を広げています。

IDL | 石橋忠人 1970 年生まれ。千葉大学工学部工業意匠学科卒業。国内電機メーカー、ビジネスコンサルティング会社勤務を経て 2005 年に有限会社アイディーエルを設立。国内外の家電、情報通信機器 、家具、生活用品などのデザイン開発やコンサルティング業務に携わっている。 クライアント企業の想いや、ユーザーの使い心地に丁寧に寄り添い、合理的な構造や素材選定で簡潔なデザインを導く事を信条としている。2023 年-グッドデザイン賞審査委員、法政大学デザイン工学部非常勤講師。 https://www.idlab.jp/

 

五十嵐製紙 | 五十嵐匡美・五十嵐大宜 大正8年(1919年)創業、越前和紙の伝統を受け継ぐ和紙工房。襖紙や壁紙を中心に、伝統的な手漉きと現代的な機械抄きの両方の技術を大切に守り続けています。昔ながらの技法を軸としながらも、近年は廃棄される野菜や果物を活用した独自の和紙ブランド「Food Paper」を立ち上げるなど、新たな挑戦を展開。さらに、和紙うちわや御朱印帳、一筆箋など、現代の日常に寄り添う和紙小物の制作にも力を注いでいます。 https://wagamiya.com/

Zelt | 柴山修平 天童木工でデザイナーとして活動後、 2014年山形のプロダクトレーベル「山の形」を設立。 2020年Zelt(ツェルト)を設立し、2023年に本屋「Zelt Bookstore」をオープン。 家具メーカーでの経験を生かし、地場産業や伝統工芸のものづくりから発信へ繋げる場づくりを行う。 https://ze-lt.com/

 

栁瀨良三製紙所 | 栁瀨泰吾 1946 年の創業以来、透かしや落水といった伝統技法を用いて多種多様な和紙を手漉きで日々生産し、和菓子のパッケージ用紙をはじめ様々な用途で用いられてきました。また、「くらしに溶け込む和紙」をコンセプトに人の暮らしに根差した和紙アイテムを製作、販売しています。2020 年には倉庫を DIY で改装し、ショップと体験工房を開設。工房の見学やお買い物、本格的な紙漉き体験を通じ、実際に和紙や製造工程に触れながら、その魅力や奥深さを感じられる空間を提供しています。 https://washi.website/

Koji Takahashi Design Office | 高橋孝治 1980年大分県生まれ。多摩美術大学プロダクトデザイン専攻卒業後、無印良品を経て2015年に独立。愛知県常滑市を拠点に活動。素材や技術、風土、人に触れながら、ものづくりに関わっている。 https://takahashikoji.com/

 

加福漆器店 | 加福宗徳 伝統的な若狭塗の製造を手掛ける漆器店。近年はお箸のイメージが強い若狭塗ですが、「もっと身近に、その独特な模様を楽しんでほしい」と、仕事道具や趣味の愛用品などあらゆる日常品への加飾に挑戦しています。器物という既成概念にとらわれることなく、使い手の「あったらいいな」に寄り添い、現代の暮らしに新たな伝統の魅力を吹き込んでいます。 https://wakasanurikabuku.com/

SHOGO OKAWA DESIGN | 大川翔吾 工業デザインを起点に、漆を未来の素材として捉え直し、プロダクトから空間、アートまで領域を横断して制作を行う。素材の性質や歴史、文化背景を手掛かりに、伝統技術とデジタルファブリケーション、現代の産業をつなぐ表現やプロジェクトを展開。SHOGO OKAWA DESIGN代表。京都を拠点に、企業や職人と協働しながら、素材・技術・文化を未来へつなぐプロダクトデザインを行っている。 https://shogookawa.com/

 

小大黒屋商店 | 大津竜一郎 和ろうそく製造 小大黒屋商店 代表取締役。江戸時代より続く和ろうそくづくりの七代目として、職人の手仕事による技を守り継ぎながら、現代の暮らしに寄り添う新たな商品づくりと販路の開拓に取り組む。伝統と地域文化、人の力を活かしたものづくりを続けるとともに、この文化を次の世代へつないでいけるよう、担い手が育つ組織づくりを進めている。 https://www.kodaikokuya.co.jp/

TIDS | 上島弘祥 多摩美術大学卒業。パナソニックを経て渡独し、現地デザインスタジオにてグローバル企業のアイデンティティや製品デザインの開発に従事。2015年にTIDSを設立。製品デザインを軸に、デザインフィロソフィーやアイデンティティ開発など、国内外のあらゆる産業分野に関わるクリエイションの提供を行なっています。 https://tids.co.jp/

 

三国提灯 いとや | 小島まりや 1791年(寛政三年)、坂井市三国町にて創業、全国でも数少ない一貫製造の提灯工房です。職人によるていねいな手仕事にこだわり、美しく長持ちするさまざまな提灯を全国へとお届けしています。3代目である小島まりやは、世界でも珍しい女性の提灯職人として活躍。伝統の技を受け継ぎながらも、女性らしい感性を取り込み、これまでにない新しい提灯も手がけています。日本の原風景や祭り文化にかかせない提灯の魅力を伝えながら、アートやインテリア分野にも挑戦し、提灯の可能性を広げています。 https://itoya-chouchin.jp/

暮らすひと暮らすところ | 戸田祐希利 2011年、プロダクトデザインスタジオ《暮らすひと暮らすところ》を設立。日常生活を起点としたものづくりを理念に、各地の作り手と使い手をつなぐデザインに取り組む。伝統工芸や地域産業に携わり、プロダクトデザインやブランディングを手がける中で、地域に根づく素材や技術は、その土地の文化や暮らしと結びつきながら継承されてきたことへの理解を深めてきた。職人に受け継がれてきた技術や知恵を新たな器へと受け渡すデザインが、持続可能な地域経済の実現につながると考え活動している。2026年からは、その実践として各地の工房と協働し、オリジナルプロダクトの開発に取り組んでいる。 https://kurasu-kurasu.com/